今日ラジオを聴いていて、「外貨預金」という言葉が何度も出てきたので、ふとこれを書くことにした(まさにここのタイトル通り)。
きっと想像するにたやすいだろうけれど、私は金融とか保険などに詳しくない。無頓着ではないのだけれど、考えるとアタマが痛くなる。そこを夫が補っているのかもしれない。
去年の紫陽花の頃、撮影がしたくて鎌倉へひとりで行くことにした。ちょっと小雨で傘も必要な日。電車に乗る前に、用事を少し済ませるのに寄った銀行で何気なく「外貨預金」を勧められる。私にはぜーんぜん関係ないわ・・・と思ったのだけど、なんかゆったりモードの気分もあって、申し込むことに。パリかぶれの私としてはユーロかドルか迷ったけれど、とりあえずドルで行くことに(そこらへんからいい加減)。
実はこのとき頭の中に浮かんだ古い漫画があった。タイトルは「お金貯めます!」。小さい頃読んでいたもので、さっきネットで検索したら(便利!)1970年の忠津陽子さん(他に「美人はいかが?」という懐かしい作品名まで出てきた)の作品だった。掲載紙は週間マーガレット。連載だったので全ては読んでいないが、叔母の家や病院の待合室で読んだ記憶がある。理由は忘れたけれど、ヒロインは何かの理由で1万ドルを目標に様々な方法で貯金を頑張っていた。
この漫画が銀行の椅子の上で浮かんで来たのである。昔からちょっと面白い理由付けが好きな私は、こんな訳で外貨預金を始めたのである。1970年代、1ドルのレートは不動の360円。1万ドルは360万円で当時としてはきっと(今でもそうだけど)かなりの金額。しかし今やレートは120円前後。100円を切った時代もある。私はこの漫画で「$」という文字を認識し、オマケにレートまで知ったのだ。そして32年後にドルで預金を始めた。
くだらないけれど、私には印象的な話。しかし両手を開けて撮影の準備万端だった私は、預金申し込みで頂いたくまのプーさんのグラスなどの入った紙袋と傘を持って後に鎌倉を歩くことになってしまった(オチではない)。